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祭り燦々
音のふるさと
和太鼓祭音
25周年記念公演
2022年11月26・27日、川崎市国際交流センターにて、和太鼓祭音25周年記念『祭り燦々』が公演されました。アリーナ型の客席で観客が演者を囲い込むような舞台をつくり、会場美術では実寸大の鳥居や祠が立ち上げられ、まるで山中の境内でひらかれるお祭りのような公演となりました。
【演目】
秩父屋台囃子(埼玉県)
水口囃子(滋賀県)
八丈太鼓(東京都)
銚子はね太鼓(千葉県)
はねこ踊り(宮城県)
篠笛・三線(各地)
御陣乗太鼓(石川県)
中野七頭舞(岩手県)
わらべうた(各地)
うすずみ太鼓(福井県)
神着木遣太鼓(東京都)
荒馬踊り(青森県)
新崎樽ばやし(新潟県)
中山太鼓(岐阜県)
『神着木遣太鼓』
古くから祭音の演目の一つとして存在していた木遣太鼓について、 現地保存会の「知る会」に参加し、この数年間改めてその成り立ちや祭りとの関係性、演奏技術を学ばせていただきました。
今回の公演では、現地のお祭りに習い、アリーナ型舞台を巡行しながら、演奏しています。
祭りの舞台美術
祭音は「祭りの中の芸能」を考えてきました。祭りの舞台美術とはどのようなものなのか、一つのテーマです。
今回は境内を作ることを考えました。観客と演者に分かれるのではなく、お互いが同じ間場所を共有しているような一体の空間、さらにここには祠も存在し、「観客-演者-神様」という舞台です。舞台の隅には2つの鳥居が建ち、演者も観客もそれをくぐってやってきます。
川崎の小さなホールに一つのお祭りが開かれました。
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