和太鼓祭音中国公演 2005.8.25〜30
第3回海外公演に向けて

 和太鼓祭音はこれまでドイツにおける本年記念事業として平成12年にドイツ公演を行いました。また平成15年には日本におけるトルコ年にあたり、相互交流という意味でカッパドキア市からの招聘を受けてトルコ公演を実施しました。
 トルコ公演から2年、過去2回の海外公演にご尽力いただいた、京王観光様より、「中国の洛陽市から日本の和太鼓集団を招きたいので紹介してほしい、という依頼を受けている。ついてはドイツ公演、トルコ公演の実績を持つ、『和太鼓祭音』にこの招聘を受けてもらえないか」というお話を持ち込まれました。
 しかも世界遺産として名高い「龍門石窟」前の広場を公演会場として提供してもいいという話がついてきました。これは私たちが、「世界遺産の前で和太鼓を叩きたい」という意向を持っていることを相手側に伝え、了解を得たということです。こういう配慮までしていただいての招聘にはただただ感謝あるばかりです。
 和太鼓祭音にとって海外で公演するということは、日本の伝統文化を海外に紹介する上で大変重要な課題だと考えてきましたが、機会があれば今後も大いにそうした事業を行いたいと考えていたところであります。特に中国には日本の太鼓に似たものがあって、文化の面でも日本の文化の源流でもあるといわれているので、ぜひ一度訪れ交流してみたいと考えていました。
 和太鼓祭音は、日本の伝統的な和太鼓・民舞を伝える芸能を中心に据えていますが、現在のレパートリーは沖縄の踊り「エイサー」から北海道の民謡「ソーラン節構成」まで20演目ほどあります。日本の地の芸能を伝える役割としては、多少の自負を持っているところです。いくつもの集団をまとめていくとすれば膨大な経費が必要な事業を、わずか数十名の一集団でかなりの程度伝えることができるからです。
 こうした経緯を受けて、本年8月、和太鼓祭音・第3回海外公演として、「龍門石窟に響け和太鼓」をスローガンに、全員体制で中国公演を実現しようということになりました。
 またまた多額の経費がかかる事業ですが、なんとか力を合わせて完遂し、日中の文化交流を発展させる一翼を担おうと決意するところです。多くの皆さまのご協力をお願いいたします。

和太鼓祭音代表・山本忠利
西安兵馬俑
洛陽龍門石窟